特殊な人名漢字について

リクルーティングDiv.制作です。

日本の文字はひらがな、カタカナ、漢字があり、ひときわ漢字の種類は膨大です。
特に、人名で使用する漢字は普段使用しないような漢字が使われていることが
しばしばあります。
「高」と「髙」は有名で、他にも「吉」と「?」など、
パッと見、違いがわかりにくいものも少なくありません。
また「山崎」の「崎」の種類は豊富で、
「崎、﨑、碕、嵜」の4種類あったりします。
他にも事例はたくさんあるのですが、web上では表示できないことも多く、
詳細は割愛します。

当社では求人広告だけでなく、名刺をお任せ頂くことも多いのですが、
この「人名漢字」に気をつけています。
PCで印刷物を作るDTP黎明期ではフォント(文字の形)も少なく、
「本当は『髙』なんだけど『高』でいいです」と
妥協されるお客様もいらっしゃいましたが、
最近はかなりたくさんの漢字が用意されていますので、
お気軽にお申し出ください。

ところが、本当に「無い」という場合もあります。
こういう場合にはどうするかというと作字という手法を使います。

例としてたかはしさんの「はし」に使われている特殊な文字を作ります。

文字は線と点で作られていて、分解することができます。
木へんと右下の部分は使えそうなので残して、右上を消します。

有という文字を改造すれば作れそうなので、持ってきます。

かなり端折ってますが、こんな感じで改造したものと合体させます。
この後、もう少し微調整をして完成です。

基本的な明朝体やゴシックなどは比較的作成しやすいのですが、
変わったカタチの特殊なデザインフォントなどは
完全に一から描き起こさなければならない場合もありますので、
まずは一度、ご相談ください。

※ホームページなどwebは作字をすることができず、
 表示することはできても画像で対応することしかできません。

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デヨリガでは、名刺やパンフレットなど
印刷物によるツール作成も頻繁に手掛けております。
人材採用に限らず、こうした分野でのお困り事も、
是非、ご相談ください!